IT業界への就職を目指す場合、ITの学校へ進学するのがおすすめです。ITの学校なら、IT業界で活躍できる力が身につきます。

今回は、ITの学校に進学することで身につく力と、卒業後に目指せる職種を紹介します。

ITの学校で身につく力の例

まずは、ITの学校に進学することで身につく力についてお伝えします。

＜Javaを中心としたプログラミングのスキル＞

プログラムに必要なプロググラミング言語はさまざまな種類があり、需要の高いものを中心に学べます。
中でもJavaは、汎用性の高いプログラミング言語の1つです。デスクトップ向けのアプリやAndroid向けのアプリ、Webサービスの開発などに用いられています。

Javaで書いたコードは、どんなコンピューターでも使うことができます。プラットフォームを問わず実行できるのが魅力です。
近年は世界的に、Javaの需要が高まっています。Javaプログラミングのスキルを身につけることで、将来、IT業界へ就職する際のアドバンテージとなるでしょう。

＜システム設計・開発のスキル＞

どんなシステムを作るのかを「考える」のが設計、実際にプログラムを組んでシステムを「作る」のが開発です。

IT化が進む現代では、多種多様な場面でシステムが活用されています。私たちが便利に、快適に過ごすために、システムは欠かせません。
生活を豊かにするシステムを考えたり、作ったりするスキルは、IT業界に就職するなら必須と言えるでしょう。

＜ネットワークに関するスキル＞

現代では、離れた場所にいる相手とコミュニケーションをとったり、手元にない機器の状態をチェックしたりできるようになっています。いずれも、ネットワークがあるからこそ可能になったことです。

ネットワークは人と人、人とモノを繋ぐ大事な役割を担っています。システムと同様、ネットワークもまた生活を豊かにしてくれている要素の1つと言えるでしょう。
ITの学校なら、そんなネットワークに関するスキルも身につきます。

ITの学校卒業後に目指せる職種の例

次に、ITの学校を卒業した後に目指せる職種についてお伝えします。

＜プログラマー＞

プログラマーは、主に開発に携わる仕事です。プログラミング言語を用いて、システムやソフトウェアを作ります。

設計の部分は別に担当者がいるので、プログラマーは、担当者から受け取る仕様書に基づいてプログラミングをすることが求められます。システムやソフトウェアは、プログラムに少しでもミスがあると正常な動作が行われません。正確性がとても重要になる仕事です。

＜システムエンジニア＞

システムエンジニアは、システムやソフトウェアの設計から開発まで携わります。システムを設計するために要件定義をして、基礎設計を考え、実際の開発まで手掛けていきます。プログラマーよりも幅広い知識が求められます。

クライアントから要望をヒアリングし、仕様書に落とし込む役割を担うこともあります。コミュニケーション能力も必要です。

<カスタマーエンジニア>

カスタマーエンジニアとは、顧客先に直接出向き、コンピューターシステムを利用するクライアントをサポートする仕事です。
どのITサービスやシステムを導入するか選んだり、導入のための環境構築をしたり、運用が始まってから保守や点検をしたりなど、非常に幅広い業務があります。

クライアントの相談役として、様々な問題をスピーディーに解決する必要があるため、それだけの知識や経験が求められます。また、通信機器の導入を行う場合は、電気工事に関する資格が必要となることもあります。

Webエンジニア

Webエンジニアとは、その名の通りWebサイトに関わる仕事です。Webサイトに使用するシステムやアプリケーションなどの設計・運用・保守など、幅広くカバーします。
もはや生活の一部となっているサイトは、Webエンジニアの存在によって成り立っているのです。

SEO（検索エンジン最適化）の知識が求められるのは、Webエンジニアならでは。SEOとは、GoogleやYahoo!といった検索エンジンで上位に表示されるよう、サイトを調整することです。
大企業から中小企業、果ては個人ブログまで、数多くのサイトがあふれる中、多くの人に見てもらうためには欠かせないスキルです。

パソコンスクールや専門学校、ソフトウェア会社に所属し、ITに関する講師として働くのがITインストラクターです。パソコンの接続や起動といった基礎的なことを教える方もいれば、ソフトやシステムを使いこなすための専門的なことを教える方も。
IT技術が進歩し普及する中で、需要が高まっている職種のうちの一つです。

所属する企業によって教える相手は異なりますが、いずれにしても分かりやすく伝える力や、コミュニケーション能力が必要です。教える側の立場として、相手に合わせた丁寧な対応を心掛けます。

<システムアドミニストレータ>

システムアドミニストレータは「シスアド」とも呼ばれ、企業内でのコンピューターシステムを運用・保守をする仕事です。悪用されないよう不正アクセスを防止したり、他の社員のコンピューターに関するトラブルを解決したりします。

企業が大きな損失をしてしまわないためには、システムアドミニストレータの慎重さや冷静さが必要です。また、効率的な業務を行うためにも、新しい技術に関する好奇心が求められます。

まとめ

IT業界への就職を目指す場合、ITの学校へ進学するのがおすすめです。プログラミングやシステム設計・開発のスキルを身につけましょう。
また、卒業後に目指せる職種は非常に幅広いので、それぞれの業務内容をよく確認し、自分に向いている仕事について考えてみてください。
IT系の学校はさまざまですが、中でもHALならIT業界で活躍するためのスキルを身につけることができます。独自の教育システムで、知識ゼロの方でもプロを目指せるので、ITの学校をお探しの方は進学を検討してみてはいかがでしょうか。